安全・衛生

 子どもたちの「万がー」を未然に防ぐために

 職員には、園児はもちろん保護者・地域の方々の安心や安全を確保する義務があります。

 

 

 その為にも保育園での事故をなくすために日頃から設備の点検・保育内容の

 安全性・緊急時の対応を職員で共有化し、園児が安心して過ごせる環境作りを心がけています。

 

 

 それでも万が一、事故やケガが起きた場合には、

 マニュアル化された手順に沿って適切な対処を行います。

 

 

 さけることのできない天災に関しては、くり返しの指導が大切と考え、

 

 毎月避難訓練を行い、非常時に素早く安全な場所に避難できるようにしています。

 子どもたちは毎日色々なところを触ったり、寝転んで遊んだりするため、

 体や衣服が汚多くなります。

 しかしそれは子どもたちの成長には欠かせない体験や様々発見につながる

 大切なことなので無理に止めさせることはできません。

 

 

 私たちは大切な身体を育む乳幼児期の子どもたちを無菌室の中に閉じ込め、

 腫れ物に触るような生活環境を設定することは致しません。

 

 

 子どもたちの抵抗力は養う上では伸び伸びと遊ぶ環境を取り上げず、

 命を守るために必要な感染予防対策を取ることこそが最も重要だと考えています。

 

 

 当園では職員が見本となって子どもたちへの手洗い指導を行うなど、

 

 子どもたちが安全で元気に遊べる環境づくりを心がけています。

 子どもの顔色、機嫌、表情など、毎朝子どもたちの様子を観察することから、

 保育園の健康管理は始まります。

 

 

 日々の保育の中で、この時期の子どもたちに大切な運動や、必要な栄養、

 休息を十分に与えることや病気を乗り越えられるような体力・精神力を養うことが

 健康維持、増進につながっていきます。

 

 

 子どもたちが毎日元気に過ごすためには、心身ともに健康であることが大切です。

 心と身体が常に安定するよう、保育者は子どもたち一人ひとりとの信頼関係を

 築くことを心掛けています。

 

 

 心も元気、身体も元気。どちらがかけても本当の健康とはいえません。

 

 

 当園では、毎日の健康観察で一人ひとり愛情を持って接し、

 心身の状態や発育・発達状態を把握した上で、健康観察を行っています。

 

 毎日丁寧に観察することは、病気の早期発見とともに、子どもの安心感にもつながります。

 

 また、活動や遊びを通して、日頃から体力作りを心がけています。

 十分に身体を動かし、ひとりひとりにあった体力作りを積極的に取り入れていくことで、

 子どもたち一人ひとりの健康維持・増進を図ります。

 

 

 また、職員全体が

 「食物アレルギーや感染症などの専門知識を共有化すること」、

 「防ぐための知識を共有すること」、「ウィルスの感染経路や菌の特性についての

 確かな知識を学び共有すること」で、食中毒や集団感染などの被害を防ぎます。

 園内の衛生的な環境を守ることも子どもの健康を支える重要な要素です。

 

 

 また、食物アレルギーには除去食で対応しています。

 

 除去食は医師の診断に基づき、適切な指導のもとで行っています。